【実は〇〇剤が落とし穴!】発芽させたモモタマナを約18ヶ月育てた記録

 

2025/11/03


モモタマナを発芽させた記事を書いてから、結構な月日が経ちました。
あのモモタマナは今、一体どうなっているのか?約18ヶ月に渡る記録をお見せします。



目次


2025年晩秋 初めての冬へ


2025/11/03

この頃から昼は日光浴、夜は室内へ取り込み、というサイクルに変えました。

さらに11月半ばには、完全室内栽培へ切り替えました。南側の、1番日当たりがいい窓辺です。マンションの上の方の階なので底冷えせず、夜でも暖房なしで最低気温10℃以上あります。

サーキュレーターは使いませんでした。冬のリビングで風が吹いていると寒い⋯⋯という人間側の都合です。
水やりは10日に1回程度です。ロングスリット鉢に三本線赤玉土、超硬質鹿沼土、砕いたサンゴがメインなので、サーキュレーターなしでも日に当てているだけで結構乾きます。


2026年早春 まだまだ油断ならず


思い返せば冬のあいだ、全く写真を撮っていませんでした。お世話を忘れたわけじゃありませんよ?ちゃんと生きています。厳冬を乗り越えてひと安心です。

2026/03/10

去年の秋はどんなふうに落葉するのかと思っていましたが、蓋を開けてみれば「半落葉樹」の名に相応しい色づき方をしています。下の古い葉から順番に、11月末〜3月末にかけてゆっくりと赤く染まっていき落葉します。写真の通り、3月がピークでした。

聞けば沖縄でも、モモタマナの紅葉の最盛期は3月なのだとか。図らずもこの子の故郷の成長タイムラインと一致させることができています。初めてのモモタマナ栽培にしては、健闘しているのではないでしょうか。

2026/03/10

蜜腺は絶好調ですね。たまに垂れて下の葉に落ちるので拭ってあげています。

2026/03/10


気温が下がってからというもの、成長点がピタリと止まりました。こんな感じで、ずっとこのまま。もう少し暖かくなったら動き出すのでしょう。


2026年初夏 思わぬ落とし穴に遭遇

残念ながら写真がありません⋯⋯。アジサイにかまけてまさかの一枚も撮っていないとは。我ながら大マヌケが過ぎますね。猛省。

さて、写真はありませんが6月に大事件がありました。

ハダニがついたのです。いえ、ハダニくらいどうってことはないのです。手元の気門封鎖剤・サフオイル乳剤を葉裏に散布して撃退──したのはいいのですが、事は数日後に起きました。

なんと全ての葉っぱが黒ずんだ斑点まみれになり、赤黒く枯れ、9割の葉が落ちてしまいました。

せっかく5月半ばに外に出して、いい感じに新芽が吹いていたのに⋯⋯ここにきてまさかの薬害発生。

経過を観察していて、原因の目星がつきました。

どうもこのモモタマナ、葉の裏の気孔を油膜で塞がれると、蒸散ができなくなり葉焼けを起こして葉が枯れてしまうようです。

ハダニ相手に気門封鎖剤が使えないのはきつい⋯⋯。今は葉の枚数が少ないからいいですが、これから大きくなったとき、対処法が化学系殺ダニ剤とシャワーしか選択肢がないことになります。化学系は潤沢に取り揃えていますが、葉っぱを再利用したいのであまり使いたくないんですよね⋯⋯悩ましい⋯⋯。

モモタマナは丈夫な熱帯植物だと捉えていたのに、思わぬ弱点が見つかってしまいました。


2026年初秋 無事に夏越しし植え替え

今年は7月半ばまでは殺人的暑さだったものの、エルニーニョのおかげで8月以降は予想外に涼しかったです。

薬害を受けたモモタマナも、ようやく新しい葉を出し始めました。

2026/09/25


といっても、綺麗な葉はまだ少ないです。薬害の影響でしょうか。さらにシャクトリガ系の芋虫が付き、葉っぱの縁が何枚か食べられてしまいました。

犯虫は捕獲済み


枝葉でクロアリさんを見かけるものの、蜜腺は未だ本調子ではありません。でもちょっとは出ているから舐めに来るのでしょうか?



脇芽らしきものもできてきました。ここから枝分かれするのでしょうか。

写真でお気付きのとおり、実は5月頃に5号の素焼き鉢に鉢増ししていました。しかし元が4号ロングスリットだったので、大して容積は変わりませんでした。なんなら深さは足りなくなりました。

ウォータースペースガン無視仕様です⋯⋯


流石に小さ過ぎて可哀想なので、こちらの6号素焼き鉢に植え替えていきます。


まずは鉢底石代わりの大粒三本線赤玉土、日光砂、砕いたサンゴを敷きます。


土の準備ができたので、いよいよモモタマナを引っこ抜きます。


なんと。すでに太い根っこがサークリングを起こしかけています。こんなにミチミチだったんですね。可哀想なことをしました⋯⋯。


鉢底ネットが絡みついて取れません。細根の発達を促すため、少し太めの根っこを整理することにしました。本州の樹木と違って、熱帯植物のこの子は生育期にこそ根を切る大手術を行えます。

色といい太さといい、なんだか焼きそばみたいです

ラン用の細い支柱で底の方の根を引き出し、太くて長いものをハサミでチョキチョキ。


この辺りで打ち止めにしました。


そんなに底に土を持ったわけでもないのに、結局またウォータースペースフル無視仕様になりました。でも水捌けいいから、ウォータースペース実はあんまり必要ないんですよね⋯⋯。

そんなこんなで仕上げに水をたっぷり通して、完成。

2026/09/25

遠目で見ると、なんだかまだ鉢が小さく見えますね。とはいえ新しく根を張るスペースはかなり増えたはずなので、これで回復してくれるのを祈るばかりです。

蜜腺、復活しますように⋯⋯!

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